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『そして、ユリコは一人になった』玉城ティナ インタビュー

「ユリコ様伝説」をめぐるミステリーで天才女子高生演じる

『そして、ユリコは一人になった』玉城ティナ インタビュー
最近、映画館でケン・ローチ監督の『家族を想うとき』を見ました
玉城ティナ
──このところ出演作品が立て続けにありますが、ご自身にインプットする時間は?

玉城:結構あります。家に帰って映画をBGMみたいに流していて、ちゃんと見てなくても、そういうふうな空気だったり、そういう破片みたいなものを拾うこともできます。今日はドラマを見よう!と一気見するときもあって、そういうのは息抜きにもなりつつ、インプットにもなってると思います。

──流すように見る作品は、どうやって選んでるんですか。

玉城:もう勘です、ほんとに。ソファに座る前に、選んじゃってから座るみたいな。選んでから家事をしたり、いろいろなことをするって感じです。だから何回も同じ作品を見たりもするし、「ラストだけどうだったかな?」と思って、最初から流している作品のラストだけちゃんと見るとかもありますし。勘ですね。まだ見ていない映画とかドラマとか、たくさんあるので。

──特に好きなジャンルはありますか。

玉城:ジャンルとは違いますが、人間の感情がちゃんと描かれている作品が好きです。最近あまり映画館に行けていないんですけど、映画館で『家族を想うとき』を見ました。ケン・ローチ監督の作品は好きで何作か見ているんですけど、描かれていることがものすごく一本線でつながっているような気がして。例えばこの作品だと、家族って団体として最少の単位だと思うんですけど、そこで動かされている感情とか感覚っていうものが世界とイコールなんだな、と思ったんです。そこがどんどん大きくなって、一つの世界になっているんだという感覚がすごくしました。貧困とか、いろいろ目を背けたくなるようなこともたくさん描かれてるんですけど、それが今の現状なんだというのをすごく感じましたね。

──そういう作品に出ている玉城さんを見てみたいと思います。

玉城:はい、頑張ります(笑)。

──今後どういうふうに進んでいきたいですか。

玉城:どうでしょうね。でも俳優ってほんとに、どう調理するのかも自分だけで決められなかったりもしますし、やっぱり監督だったり脚本だったりで、見え方はすごく変わってくるので。私の年齢のその時期に合った調理のされ方というのが一番いいなと思います。でも、全然思ってもみなかった出会いで素敵な風に仕上げてもらうこともできるので、ほんとにそれは出会いだなと思いますね。一つ一つの出会い。なので、自覚して出会っていきたいなと思いますね。流されたりとか、過ぎ去ったものに後から気付くみたいな、もったいないことがないようにしたいです。

(text:冨永由紀/photo:小川拓洋)
(ヘアメイク:今井貴子、スタイリスト:丸山佑香[まきうらオフィス]/ドレス:スーアンダーカバー[アンダーカバー]、ブーツ:スタイリスト私物)

(2020/03/11)


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玉城ティナ
たましろ・てぃな

1997年10月8日生まれ、沖縄県出身。2012年、講談社主催「ミスiD2013」で初代グランプリに輝き、14歳でファッション誌『ViVi』(講談社)の最年少専属モデルになる。女優デビュー作は、2014年のテレビドラマ「ダークシステム恋の王座決定戦」。以降、『天の茶助』(15年)、『貞子 VS 伽倻子』(16年)、『闇金ウシジマくん the Final』(16年)などに出演。2018年に『私にXXしなさい!』(18年)で映画初主演し、2019年には『Diner ダイナー』でヒロインを演じたほか、『地獄少女』『惡の華』に主演し、2020年は『AI崩壊』にも出演。テレビやWebのドラマ、ラジオ、CMなど幅広く活躍している。

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